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明治座の改修工事現場を見学に行ってきました!

昨日、匠文化館の休館日を利用して、岐阜県中津川市加子母で現在行われている明治座の改修工事を見学に行ってきました。

この「かしも明治座」は明治27年に、江戸時代より地芝居(地歌舞伎)が盛んなこの土地に地元の有志によって建てられた芝居小屋で今なお現役。毎年9月、加子母歌舞伎保存会による公演会をはじめ、クラシックコンサート、落語会など、様々な催しが行われています。

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築120年を迎えた今年の修復工事にあたっては、
創建当時の「榑(くれ)葺き屋根の復元」に取り組むこととなりました。
今回わたしがこの工事の見学に行った最大の目的は、この榑葺き屋根の復元に飛騨市古川町出身の匠の技術が活かされることになったからです。

榑葺き屋根ってご存知の方は少ないのではないでしょうか?

これは、耐久性に優れた木を板状に加工し、1枚1枚並べ上から石を置き固定した屋根のこと。
現代のように製材工具が発達していない時代に、木の特性を生かし木を裂いて利用するという、先人たちの知恵と工夫が詰まった技術なのです。

榑葺きに使用する板を作成する過程を「榑へぎ」といい、大きな丸太から木の目に沿って同じ厚みと同じ長さの材料を作り出すのは、長年の経験と高い技術が必要になります。

現在のほとんどの建物はトタンや瓦、コンクリートで作られており榑葺きの需要は減っていきました。
しかしながら今回、創建当時の榑葺き屋根の明治座の復元を行い、今後定期的に必要になる屋根の葺き替えを通じて地域の林業も活発化させようと、加子母が地域を挙げて取り組んでいるのです。

屋根に使用するクリやさわらは加子母で調達できる。
問題になったのは、榑葺きの技術を持つ職人がいないこと。
創建時の設計図や、古い文献を読んだりしながら試行錯誤を重ねていきました。

手探りで作業を進める中で、飛騨市古川に「山口未造さん」という現在90歳の榑へぎ職人の方がいると知り改修の趣旨や伝統を守っていくことへの熱意を伝え、一から技術を習ったそうです。

工事開始当初は手探りのため予想していたよりもかなり進捗が遅れていましたが山口さんから技術を習い始め、どんどん作業にも慣れることにより現在は全部で800平米の屋根部分のうち、半分程度の榑板が準備でき、今週からは実際に「葺き始め」という板を貼っていく工程に入っています。

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今回の工事にあたっては、もちろん伝統工法を復活させるということだけでも意義がありますが今後の森林の活用法、また現地で技術を伝承していく職人の雇用創出など将来に渡っても、この明治座を通じた良い効果が生まれていくことが期待されます。

工事の完成予定は9月末。
11月29日(日)には改修後の初の地歌舞伎が上演予定です!

飛騨の匠の技術が、現代にも繋がり、新しい時代を作っていくこととなります。
今後もそのような取り組みに注目していきたいと思います。

今回は、中津川市加子母総合事務所長の内木さんにご説明頂きました!
ありがとうございました(*^_^*)


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こんなステキな絵になりました★

昨日のことですが、あるご夫婦に匠文化館の外で声をかけて頂きました。
「建物をスケッチしても良いですか?」と!!

まつり広場のところに腰かけ、その後1時間くらい暑い中ずっと匠文化館を書いてくださいました。
その間、ずっと横に座って待ってらっしゃる奥様もとても素敵でした★

匠文化館は、飛騨の大工30人の技術を結集し、
この大工の町にふさわしい景観を持つ代表的な建物を目指し建設されました。

この建物を絵に描きたいと思って頂けることは、本当に本当にうれしいことですね(*^_^*)

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季節が変われば雰囲気も変わります。
今度はぜひ匠文化館2階の和室からの瀬戸川もスケッチしてください。

大事なおかき★

こんにちは★今日から6月ですね。
月が変わる時っていつも「さあ!今日からがんばろー♪」って思うんです。
たとえばダイエットとかね、勉強とかね。でも、まあ変わらないんです大抵の場合。。。
たぶん私だけじゃないと思うんです(笑)

今日は、そんな月始めの朝にとっても嬉しいことがありました。
今朝出勤すると、こんなものがデスクにおいてありました。

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2日前に来館された女性のお客様。
「この後、町の中を見て回るの」とすごく楽しみにお話してくださいました。
匠文化館を出発された直後、雨が降り始めたので急いで追いかけ
使っていない傘をお渡ししました。

「時間も無いのに、一度傘を取りに戻らなきゃいけないと思ってたから助かるわ~」
と言って町の散策にお出かけになりました。

そのお客様が、翌日にまた来館され、傘と一緒にこのお菓子を置いていかれたとのこと★
傘は捨てて頂いて結構です、とお伝えしたのに、わざわざ来てくださったことを思うと
心から嬉しくなりました。

毎日同じ場所にいると、ご案内や心配りが欠けてしまいそうになることもありますが
お客様にとってみれば、一生にもしかしたら一度しかこないかもしれない場所、
忘れられない思い出となる旅行なのかもしれない。

改めて、お一人お一人のお客様に対して、誠意をこめてご案内しようと思いました(*^_^*)
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